投稿

6月, 2026の投稿を表示しています

相続した実家が「売れない家」になる前に確認したいこと

イメージ
「まだ親が住んでいるから大丈夫」 「相続してから考えればいいかな」 実家について、そう感じている方は少なくありません。 ただ、不動産のご相談を受けていると、 「もっと早く整理しておけばよかった…」 という声を、よく聞きます。 特に、親の実家が空き家になったあとで ・思ったより古かった ・荷物が多すぎた ・修繕費が高かった ・売ろうとしても反応が少なかった というケースは珍しくありません。 不動産は、 時間が経つほど 売りやすくなるわけではありません。 むしろ、その逆で 「とりあえずそのまま」が続くことで 少しずつ「売りにくい家」になっていきます。 今回は、 そうなる前に 確認しておきたいポイントについてお伝えします。 建物の状態は想像以上に変わります 親が住んでいると、 実家の変化には気づきにくいものです。 でも実際には、 「久しぶりに2階へ上がったら雨染みがあった」 「床が少し沈む感じがした」 「使っていない部屋の傷みが進んでいた」 ということもあります。 特に空き家になると、建物の傷みは早く進みます。 人が住まなくなることで 風通しが悪くなったり 湿気がこもったりして 傷みが一気に出るケースもあります。 数年空き家にしておくことで、 そのままでは「住めない家」に変わってしまいます。 すると、売却時に 「リフォームが必要ですね」 「解体した方がいいかもしれません」 という話になってしまいます。 「荷物の量」は想像以上! 実家の相続でご相談で多いのが 「片付けが全然終わらない」 というお悩みです。 実家には、長年の生活用品が残っています。 食器、家具、アルバム、衣類、仏壇、昔の書類…。 最初は「家族で片付ければ大丈夫」 と思っていても、実際にはかなり大変です。 さらに、 片付けを業者へ依頼すると 想像以上の費用がかかることがあります。 建物が古いほど、 整理に時間も手間もかかりやすくなります。 家族の考えがまとまらないことも多い 実家の相続では、 「売りたい人」 「残したい人」 で意見が分かれることがあります。 特に、親との思い出がある家ほど、感情も入ります。 一方で、   管理する人。 固定資産税を払う人。 遠方に住んでいる人。 それぞれ立場が違うため 簡単には決まりません。 話し合いが進まないまま数年経ち 建物だけ古くなってしまうケースもあり...

兄弟で話がまとまらない相続不動産|よくある原因とは?

イメージ
「兄弟仲は悪くないんです。でも、不動産の話になると進まなくて…」 相続のご相談で、意外と多いのがこのケースです。 普段は関係が良くても、 実家や土地の相続が関わると、 急に話し合いが難しくなることがあります。 しかも、 「自分が多く欲しい!」 ということではなく お互いに気を使って話が止まってしまうようです。 特に不動産は、 預貯金のように単純に分けることができません。 親の実家や昔からの土地について、 「誰が引き継ぐのか決まらない」 「売るか残すか意見が合わない」 「長男に任せきりになっている」 というご相談内容が多いと感じます。 今回は、 兄弟で話がまとまりにくくなる 「よくある原因」についてです。 ①「思い入れの差」が大きい 相続不動産で最初にズレやすいのが 実家への気持ちの違いです。 例えば、 親と同居していた人は 「できれば残したい」と考えることがあります。 一方で、遠方に住んでいる兄弟は、 「管理できないなら売ったほうがいい」 と感じることがあります。   どちらが正しい 間違っているではありません。   ただ、それぞれ 見えている景色が違うため 話が噛み合わなくなるのです。   特に親が亡くなった直後は 感情も整理しきれていません。 その状態で 不動産の判断を迫られると 話し合いが進まなくなることがあります。 ②「不公平感」が生まれやすい 不動産は、きれいに半分に分けられません。 例えば、実家を一人が引き継ぐ場合でも、 「じゃあ他の兄弟はどうするの?」 という話になります。 土地の価値や使い方によっては、 「なんとなく不公平に感じる」 という空気が出てしまうことがあります。 実際には、 金額だけでは測れない問題も多くあります。 ・親の介護をしていた人。 ・実家の管理を続けていた人。 ・固定資産税を立て替えていた人。 それぞれ事情が違うため、 単純な計算では解決しないケースも少なくありません。 ③「親の考え」が共有されていない になって揉めやすいのが、 親の考えが曖昧なまま相続が始まるケースです。 「親は長男に継がせたいと思っていたはず」 「いや、売って分けるつもりだったと思う」 そんなふうに、 兄弟それぞれの解釈が違うことがあります。 また、 「親はこう言ってたけど、みんなで分けたい」 なんて話もありました。...