親の実家を「とりあえず放置」すると起こる3つの問題
親が施設へ移り、空き家になった実家 「まだ親も元気だし…」 「急いで決めなくてもいいかな…」 「兄弟とも、ちゃんと話せていないし…」 相続のご相談を受けていると こうした言葉をよく聞きます。 先日 「母親が施設に入ったので実家を売りたい」 という相談をいただきました。 詳しくお話を聞いていくと 「認知症の方専門の施設」 に入られたとのこと… 日常会話などは交わせるとのことですが 認知症と診断された後では すぐに不動産の売却はできません。 まずは、計画を変更 ・室内や庭の片付け ・境界杭や越境の確認 ・建物解体費用の見積もり ・測量費用の見積もり ・不動産売却の為の調査 ・査定 など、いま出来ることから 始めることにしました。 すぐに売却はできませんが 準備としてできることは沢山あります。 もちろん 無理に急ぐ必要はありません。 ただ、不動産については 「とりあえずそのまま」にしておくことで 後から大きな負担になることがありますので要注意です。 特に浜松市内でも、 ・誰も住んでいない実家 ・昔からある古い土地 ・使っていない畑 ・名義変更されていない不動産 などを抱えたまま 数年経ってしまうケースは少なくありません。 今回は、親の実家を放置したことで 実際によく起こる問題を 3つに絞ってお伝えします。 ① 家族で話がまとまらなくなる 最初に多いのが、家族間の意見の違いです。 例えば、 ・「売ったほうがいい」 ・「思い出があるから残したい」 ・「貸せないの?」 ・「誰が管理するの?」 など、それぞれ考え方が違います。 親が元気なうちは なんとなく話を先送りにしてしまいがちですが いざ相続が発生すると 短期間で判断しなければならなくなる場面が増えます。 すると、 普段は仲の良い兄弟でも 話し合いが止まってしまうことがあります。 特に不動産は、預貯金のように簡単に分けられません。 だからこそ、 「誰がどう考えているのか」 「将来的にどうしたいのか」 を、早めに整理しておくことが大切です。 ② 固定資産税や管理負担が続く 使っていない実家でも 土地や建物を持っている限り 固定資産税は毎年かかります。 さらに、 ・草取り ・建物の傷み ・空き家管理 ・近隣対応 ・雨漏りや設備故障 など、維持管理の負担も続きます。 特に最近は 親が施設に入所したあと ...