不動産の相続、何から始めればいい?
「親の不動産のこと、 気にはなっているんです」 ご相談に来られる方の多くが、 最初にそう話されます。 そして続けて、 「でも、何から始めればいいのか 分からなくて…」と、なります。 実は、これはとても自然なことです。 不動産の相続は、 一生のうちに何度も経験するものではありません。 しかも、 ・実家のこと ・親のこと ・兄弟のこと ・お金のこと いろいろな問題が重なるため、 どこから手を付ければ良いのか 分からなくなってしまいます。 まずは「答え」を探さないこと 相続について考え始めると、 「売った方がいい?」 「子どもが住むべき?」 「今から対策した方がいい?」 と、すぐに結論を出したくなってしまいます。 でも、実際にはその前に 絶対にやっておくべきことがあります。 なぜなら、 状況が分からないままでは、 正しい判断ができないからです。 どんな不動産を持っているのか把握する まず最初に知りたいのは、 親がどんな不動産を持っているのかです。 実家だけだと思っていたら、 ・昔購入した土地があった。 ・駐車場として貸している土地があった。 ・相続で取得した土地があった。 そんなケースもあります。 ご両親は把握していても、 子ども世代は詳しく知らないことが多いです。 維持費や管理状況を確認する 次に確認したいのが、 その不動産を持ち続けるために、 どのくらいの費用や手間がかかっているのかです。 ・固定資産税はいくら? ・建物の修繕は必要? ・空き家になった場合は誰が管理する? こうしたことが見えてくると、 「残す」 「活用する」 「整理する」 という選択肢も考えやすくなります。 家族の考えを少しだけ聞いてみる 相続不動産で意外と多いのが、 不動産そのものより、 家族の考えが分からないケースです。 ・親はどう考えているのか。 ・兄弟姉妹はどうしたいと思っているのか。 ・将来住む予定の人はいるのか。 そして 自分はどうしたいのかも大切です。 正解を決める必要はありません。 まずは、 お互いの考えを知ることが大切です。 整理ができると判断しやすくなる 不動産相続のご相談では、 「売るべきですか?」 というご質問をいただくことがあります。 ただ、実際には、 ・不動産の内容 ・管理状況 ・家族構成 ・将来の希望 によって答えは変わります。 だからこそ、 ...