相続した実家が「売れない家」になる前に確認したいこと
「まだ親が住んでいるから大丈夫」 「相続してから考えればいいかな」 実家について、そう感じている方は少なくありません。 ただ、不動産のご相談を受けていると、 「もっと早く整理しておけばよかった…」 という声を、よく聞きます。 特に、親の実家が空き家になったあとで ・思ったより古かった ・荷物が多すぎた ・修繕費が高かった ・売ろうとしても反応が少なかった というケースは珍しくありません。 不動産は、 時間が経つほど 売りやすくなるわけではありません。 むしろ、その逆で 「とりあえずそのまま」が続くことで 少しずつ「売りにくい家」になっていきます。 今回は、 そうなる前に 確認しておきたいポイントについてお伝えします。 建物の状態は想像以上に変わります 親が住んでいると、 実家の変化には気づきにくいものです。 でも実際には、 「久しぶりに2階へ上がったら雨染みがあった」 「床が少し沈む感じがした」 「使っていない部屋の傷みが進んでいた」 ということもあります。 特に空き家になると、建物の傷みは早く進みます。 人が住まなくなることで 風通しが悪くなったり 湿気がこもったりして 傷みが一気に出るケースもあります。 数年空き家にしておくことで、 そのままでは「住めない家」に変わってしまいます。 すると、売却時に 「リフォームが必要ですね」 「解体した方がいいかもしれません」 という話になってしまいます。 「荷物の量」は想像以上! 実家の相続でご相談で多いのが 「片付けが全然終わらない」 というお悩みです。 実家には、長年の生活用品が残っています。 食器、家具、アルバム、衣類、仏壇、昔の書類…。 最初は「家族で片付ければ大丈夫」 と思っていても、実際にはかなり大変です。 さらに、 片付けを業者へ依頼すると 想像以上の費用がかかることがあります。 建物が古いほど、 整理に時間も手間もかかりやすくなります。 家族の考えがまとまらないことも多い 実家の相続では、 「売りたい人」 「残したい人」 で意見が分かれることがあります。 特に、親との思い出がある家ほど、感情も入ります。 一方で、 管理する人。 固定資産税を払う人。 遠方に住んでいる人。 それぞれ立場が違うため 簡単には決まりません。 話し合いが進まないまま数年経ち 建物だけ古くなってしまうケースもあり...