固定資産税を払えているから大丈夫、と思っていませんか?
親の家や土地について、 「固定資産税は 毎年ちゃんと払っているから、今のところ大丈夫」 そう思っている方も 多いと思います。 たしかに、 税金をしっかりと 払えているのは大切なことです。 でも、 不動産を持ち続ける負担は 固定資産税だけではありません。 むしろ、 子どもの立場からは 見えていないところで 親がいろいろなことを している場合があります。 今回は、 そんな「見えにくい負担」についてです。 不動産を持つ負担は、税金だけではありません たとえば実家なら、 庭の草取りをしたり、 植木を手入れしたり、 壊れたところを直したり。 誰も住んでいない家なら、 ときどき風を通したり、 郵便物を確認したり、 近所に迷惑をかけていないか気にしたり。 土地であれば、 草刈りや見回りが必要なこともあります。 アパートを持っていれば、 入居者からの連絡、 修繕、空室、 管理会社とのやり取りなどもあります。 こうしたことは、 当然ですが、 固定資産税の金額を 見ただけでは分かりません。 今は親がやっているから、見えていないだけかも 子どもから見ると 「特に困っている様子もないし、大丈夫そう」 と感じることがあります。 でも実際には、 親が当たり前のように やっているだけかもしれません。 たとえば、 「月に一度、空き地の様子を見に行っている」 「夏になると草刈りを頼んでいる」 「アパートの入居者から直接電話がかかってくる」 「壊れたところは、その都度知り合いの業者に頼んでいる」 そんなことを、 子どもはほとんど知らない。 ということも珍しくありません。 親が元気なうちは、 それでも特に問題は起きません。 ただ、年齢を重ねて、 「今まで普通にできていたこと」が 少しずつ難しくなることがあります。 その負担は、いつか誰かが引き継ぎます 相続すると、 家や土地だけを 引き継ぐわけではありません。 その不動産を 維持するために必要なことも 一緒に引き継ぐことになります。 草刈りを誰がするのか。 空き家を誰が見に行くのか。 修繕が必要になったら 誰が判断するのか。 アパートのことで 連絡が来たら誰が対応するのか。 固定資産税を 払えている間は 見えにくかったことが 親が管理できなくなったときに 急に表...