相続の話ができる家族の共通点
親に相続の話をするのって なかなか切り出せないですよね。 これまでご相談を受けてきた中でも 多くの方が同じ悩みを抱えています。 「親はまだ元気だから。」 「縁起でもない気がするから。」 「兄弟の前では話しづらいから。」 理由はさまざまですが、 「話したいけれど話せない」 と感じている方は少なくありません。 でも、 相続の話が自然にできる家族には いくつか共通点があるように感じます。 最初から相続の話をしているわけではない 家族で相続について 話せているご家庭を見ると 最初から 「遺産をどう分けるか」 といった話をしているわけではありません。 例えば、 「庭の手入れ、大変じゃない?」 「固定資産税って毎年どれくらい払っているの?」 「この土地は昔から持っているの?」 そんな何気ない会話から 始まっていることが多いように感じます。 相続という言葉を使わなくても 実家や土地の話をすることはできます。 「正解」を求めていない 話ができる家族には もう一つ共通点があります。 それは、 その場で答えを 出そうとしていないことです。 「どうする?」 ではなく 「どう思っている?」 そんな聞き方をしています。 相手の考えを 知ることが目的なので 意見が違っても 「そういう考えなんだね。」 で終わることができます。 だから 次の会話にもつながります。 話せない家族ほど、タイミングを待っています 一方で、話ができない家族は 「いつか落ち着いたら。」 「もう少し元気なうちに。」 「兄弟がそろったら。」 と、話しやすいタイミングを 待っていることがあります。 でも、 その「いつか」は 意外とやってきません。 だからこそ 特別な日を待つ必要は ないのかもしれません。 実家へ帰った日。 固定資産税の納税通知書が届いた日。 近所で空き家が取り壊されていた日。 そんな日常の出来事が 家族で話すきっかけに なることがあります。 相続の話は 「重たい話」から始めなくてもいいのです。 家族で話せることが、一番の準備 相続というと 遺言書を書いたり 財産を調べたり 難しい手続きを 思い浮かべる方も多いと思います。 もちろん それも大切です。 でも、その前に 家族がお互いの考えを知っていること。 困ったときに話し合える関係であること。 実...