親の不動産を一覧にするための、簡単な整理方法


「親が持っている不動産
全部分かりますか?」

そう聞かれると

「実家は分かるけれど
それ以外はよく分からない」

「畑があるとは
聞いているけれど
どこなのか詳しく知らない」

「アパートを
持っているけれど
契約や管理のことまでは分からない」

という方も多いので
はないでしょうか。

 

親が元気なうちは
家や土地のことを
細かく確認する機会は
意外とありません。
 

でも、相続が起きてから
初めて調べようとすると

「こんな土地もあったの?」

「この建物は誰の名義?」

「この駐車場は貸しているの?」

と、分からないことが
次々と出てくることがあります。

だからといって
今から難しい書類を
全部調べる必要はありません。

まずは、親が
どんな不動産を
持っているのかを

大まかに
一覧にしてみることから
始めてみてください。


「固定資産税の通知書を見れば分かる」と言われても…


不動産を確認する方法として
よく出てくるのが
固定資産税の納税通知書。

確かに
土地や建物を
確認するうえで大切な資料です。
 

ただ、見慣れていない方
にとっては

「土地が何行も書いてある」

「この数字はなに?」

「家と土地が別々なの?」

など、少し分かりにくく
感じることがあります。


土地は一つの場所に見えても
登記上はいくつかに
分かれていることがあります。

そのため、
最初から固定資産税の通知書を
きれいに整理しようとすると
途中で嫌になってしまうこともあります。


最初は、
正確でなくても大丈夫
 

相続の準備というと

「全部きちんと調べなければ」

と思ってしまうかもしれません。
 

でも、最初の段階では
そこまで正確でなくても大丈夫です。

まずは、家族の中で
普段使ている「呼び方」で書いてみてください。
 

たとえば、
・実家
・○○町のアパート
・□□町の角の駐車場
・裏の畑
・△△町の空き地

このくらいで十分です。
 

大切なのは
最初から完璧な一覧表を
作ることではなくて

「何を持っているのか
今どこまで分かっているか」を
見えるようにすることです。


まずは5つだけ書いてみましょう

紙でもノートでも構いません。

次の5つを書いてみると
整理しやすくなります。


呼び名 場所 今の使われ方 名義 気になること
実家 ○○町 親が住んでいる 父? 将来空き家になるかも
○○町のアパート ○○町 賃貸中 空室がある
□□町の角の駐車場 □□町 貸している 母? 契約内容を知らない
裏の畑 実家の裏あたり 今は使っていない 不明 草刈りが大変
△△町の空き地 △△町 使っていない 不明 今後どうするか未定

※ 分からないところは、空欄や「不明」のままで大丈夫です。
※ 最初は、家族の中で普段呼んでいる名前で整理してみましょう。




ここで大事なのは

分からないところは
分からないままでいい
ということです。


名義が分からなければ
「父?」とか「不明」

場所が正確に
分からなければ「○○町?」

今どうなっているか
分からなければ
空欄でも構いません。
 

一覧にしてみることで

「ここは分かっている」

「ここは確認した方がよさそう」

という違いが見えてきます。
 


一覧ができたら、固定資産税の通知書を見てみる


大まかな一覧ができたあとで
固定資産税の納税通知書を見てみます。

この順番の方が
分かりやすいと思います。
 

確認したいのは

・書き出した不動産が載っているか
・知らない土地や建物が載っていないか
・土地だけ、建物だけになっていないか

といったところです。
 

この段階でも
細かい内容まで
理解する必要はありません。

「一覧に書いたものと
通知書に書いてあるものを見比べてみる」

これくらいで大丈夫。


もし分からない
不動産が出てきたら

「これは何だろう?」

と親に聞く
きっかけにもなります。



一覧にすると「これから考えること」が見えてくる


不動産を一覧にする目的は
きれいな表を作ることではありません。

一覧にすることで
不動産ごとの違いが見えてきます。


実家なら
「将来、誰か住むのか」

アパートなら
「今後、誰が管理するのか」

畑なら
「このまま持ち続けるのか」
 

といったように
それぞれ考えることが違います。
 

相続が起きてから
あせって考えるよりも


親が元気なうちに
分かるところから
少しずつ整理しておく方が
あとで慌てずに済みます。
 


最初の一歩は「知っていることを書くだけ」

相続の準備というと

登記簿を取ったり
税金を調べたり
専門家に相談したりと
難しいことを想像するかもしれません。
 

でも、その前に
できることがあります。
 

まずは、
親が持っている
家や土地を

知っている範囲で
書き出してみる。

それだけでも十分です。
 

完璧に
調べることよりも

「何が分かっていて
何が分からないのか」

を知ることが

これからを考える
最初の一歩になります。

親の家や土地のことが
少し気になっている方は

まず一枚の紙に
書き出すところから
始めてみてはいかがでしょうか。




<不動産相続の「分からない」に、ひとつずつ答えを

浜松市内の親の家や土地について
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株式会社 丸浜不動コンサルティング 

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 代表取締役 髙山幸也 

<取得資格>
公認不動産コンサルティングマスター 相続対策診断士
宅建マイスター
CPM®(米国公認不動産経営管理士)
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
賃貸住宅メンテナンス主任者
ICA公認相続対策コンサルタント