「相続した空き家」の相談で増えているお悩みとは?
最近、親の家や実家を相続した後の
“空き家”についてのご相談が増えています。
例えば、実家を相続したけれども、
誰も住む予定がない
荷物がそのままで手が付けられない等
「売った方がいいのか、それとも残した方がいいのか分からない」と悩まれるケースです。
また、
兄弟で意見がまとまらなかったり
空き家のまま固定資産税だけを払い続けている方も少なくありません。
空き家は「とりあえずそのまま」に
してしまいやすい不動産ですが
時間が経つほど問題が複雑になるといった特徴があります。
今回は、実際によくある「相続した空き家」の相談内容についてです。
① 誰も住まないのに、維持費だけかかっている
最も多いのが、このご相談です。
親が亡くなり実家を相続したけれども
・ 自分たちは既に持ち家がある
・ 遠方に住んでいる
・ 将来も住む予定がない
という理由で、空き家のままになっているケース。
しかし、空き家は持っているだけでも費用がかかります。
例えば、固定資産税のほか
草刈りや庭木の管理
火災保険(空き家になると加入できない保険もあります)
修繕費、水道・電気の基本料金など…
持っているだけでも毎年さまざまな負担が発生します。
「誰も使っていないのに、お金だけ出ていく…」
この状態が何年も続いてしまう方は少なくありません。
② 荷物が多すぎて、何から始めればいいか分からない
相続した実家には
タンスや仏壇、アルバム、着物、食器、書類など
長年の荷物がそのまま残っていることがよくあります。
しかも単なる「片付け」ではなく
思い出が詰まっているため
感情的な負担も大きく、なかなか進みません。
特に多いのが、
「親の物を勝手に処分していいのか迷う」
というお悩みです。
また、兄弟姉妹がいる場合は
「誰が片付けるのか」
「費用をどう負担するのか」
「何を残すのか」で話が止まってしまうこともあります。
結果として、
数年間そのままになってしまうケースも珍しくありません。
そして、もうひとつ。
生活用品がそのまま残された家の片付けを
業者に依頼した場合
想像以上に費用がかかることがあります。
実際、みなさんこの金額にはかなり驚かれます。
以前、木造2階建て(4LDK)の住宅で
片付け作業を依頼したケースでは
費用が50万円を超えました。
荷物が多いほど
処分費や作業費も増えるため
「まだ大丈夫」と思っているうちに
整理の負担がどんどん大きくなってしまうこともあります。
リサイクル業者による家財道具の買取りもあまり期待はできません。
③ 売れると思っていたのに、なかなか売れない
「実家のある場所は価値があると思っていた」
実は、こう感じている方はとても多いです。
しかし現実には
建物が古い、駐車場が少ない
接道条件に問題がある
市街化調整区域だったりなど
さまざまな理由で
思うように売れないケースもあります。
特に浜松市内でも
場所によって需要差が大きく
売れやすい地域とそうでない地域の差があります。
「すぐ売れると思っていたのに、問い合わせがほとんど来ない…」
というご相談も増えています。
また、古い空き家は
放置期間が長くなるほど建物の傷みが進み
さらに売却しづらくなることもあります。
④ 兄弟で意見がまとまらない
相続した空き家で意外と多いのが
“家族間の温度差”です。
例えば、「売りたい人」
「残したい人」
「貸したい人」
「思い出があるから触れたくない人」など
それぞれ考え方が違うため
話がまとまらないことがあります。
しかも、空き家問題は先送りしやすいため
「とりあえず今はそのままで…」
となり、
その間ずっと
固定資産税だけを払い続けているケースもあります。
時間が経つほど
相続人が増えたり
連絡が取りづらくなったりして
さらに整理が難しくなることもあります。
⑤ 何を相談したらいいのか分からない
実は、一番多いのはこの状態かもしれません。
* 売却?
* 活用?
* 解体?
* 賃貸?
* 保有継続?
選択肢が多すぎて、何から考えればいいか分からない。
さらに、相続登記や名義変更
税金、土地の境界、残置物、解体費用など
考えることが多く
頭の中が整理できなくなってしまう方も少なくありません。
そのため
最初は「相談内容がまとまっていなくても大丈夫」です。
まずは現状を整理し
「どんな不動産なのか」
「誰が関係者なのか」
「どんな問題があるのか」
「将来どうしたいのか」を“見える化”することが大切です。
空き家問題は、「早めの整理」が大切
空き家は、放置していても
自然に解決することはほとんどありません。
むしろ、建物の老朽化が進み
草木が伸び、管理の負担が増え
固定資産税を払い続けることになり
相続人同士の話し合いも難しくなるなど
時間が経つほど整理しづらくなるケースが多いです。
また、近隣住民との関係も悪化していきます。
だからこそ大切なのは
「まだ動けるうち」に現状を整理しておくことです。
特に不動産は
「売れる不動産」
「活かせる不動産」
「整理を考えた方がよい不動産」
がそれぞれ違います。
感情だけではなく
現実的な視点で整理することが大切です。
まとめ
浜松市内でも
「相続した空き家」のご相談は年々増えています。
そして多くの方が、
「何から始めればいいか分からない」
という状態で悩まれています。
空き家問題は
早めに現状を整理するだけでも
気持ちがかなり楽になることがあります。
もし、
実家を相続したけれども
「空き家」のままになっていたり
将来どうするか迷っていたり
ご家族で話がまとまらない状況でしたら
“今の状況を整理すること”
から始めてみてはいかがでしょうか。
弊社では、
浜松市内の相続不動産・空き家に関するご相談を承っています。
「何を相談すればいいか分からない」
という段階でも大丈夫です。
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不動産相続の問題は
一度全体を整理することで方向性が見えてきます。
無理に進める必要はありませんが
状況を把握しておくことで
その後の判断がしやすくなります。
もし迷うことがあれば、そういったご相談にも対応しています。
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ここまで読んでいただき、有難うございました。
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