スキップしてメイン コンテンツに移動

デッドクロス対策


アパートマンションなどの

収益不動産は

年数の経過とともに、


実際に

お金の支払いは無いけど

経費に計上することができる

「減価償却費」が減少し、


実際に

お金の支払いは有るけど

経費に計上することができない

「元金返済」が増えていきます。


やがて、

この2つが逆転して、


税金の計算上では

黒字だけど、


キャシュフローでは

赤字となる現象が起こります。


逆転するところを、

「デッドクロス」と言います。


帳簿上は黒字だけど、

税金を支払う現金が無い


といった感じです。

 

「デッドクロス」を

簡単に言ってしまうと、


税引き後のキャシュフローが

減少していく現象で、


マイナスになってしまっている

方もいると思います。





では、

このデッドクロスを

改善する方法は

無いのでしょうか?



必ず起こる現象なので、

「事前に予測して資金の計画をしておく」

といった事は、

以前のコラムでお伝えしました。


今回は、

それ以外の方法を

検討してみましょう。

 

■購入する前なら

・自己資金を多くする

・返済期間を長くする

 

■保有期間中なら

・繰り上げ返済をする

・返済期間を延長する

・売却する

 

■その他

・他の資産(減価償却が多くとれる)を購入する





まだまだ、

対策はあると思いますが、

上記の対策を

眺めながら考えますと、


「返済期間を長くする、延長する」が、

すぐにできそうな感じです。


金融機関との

交渉になりますので


複数の金融機関へ相談し、


ときには

メインの金融機関を変更する

くらいの決断が必要になります。

 


返済期間の延長って・・・

せっかく

借入が減ってきたのに・・

と思いますよね。


期間を延長すれば、

当然、

また金利がかかってきます。

 

金利・・・

 

そうです、

金利は所得税の計算を行う際に

「経費」となります。



経費が多くなる

という事は、


手元に残る現金を

つくることができる

という事になります。

 

でも、やはり、

事前に

デッドクロスを

織り込んでおき、


手元に

お金が残っているうちに

他に使わず、

貯めておくことが一番ですね。




※本Blogに掲載した内容は、当社ウェブサイト内

「賃貸不動産経営コラム」

一覧表として掲載しています。

よろしければ、そちらもご覧ください。




得意エリアは佐鳴台2km圏内

CPM®の視点で不動産コンサルティング



静岡県知事(5)第11221号
不動産コンサルティング・管理・仲介
有限会社 丸浜不動産
浜松市中区佐鳴台3-35-7
TEL:053-447-8817
CPM®(米国公認不動産経営管理士)
高山幸也(タカヤマ ユキヤ)

Twitter @maruhama2103
LINE ID @938shkry