スキップしてメイン コンテンツに移動

借入金の支払い限度額を知る

 

金融機関から融資を受けるとき、

その融資を受けて安全なのかどうか?

確かめるときは、

負債回収比率という指標を使って判断できます。


負債回収比率は、

DCR(デッドカバーレシオ)と表記されることが多いです。


購入する物件の収入で

借入金の返済を行っていけるかどうかを

数字で判断できる便利な指標です


一般的にDCR

1.3以上が好ましいとされていますが、


なるべくならもっと高い

(個人的には2に近いほうが)安全です。


DCR1.3という事は、

借入金の返済金額が100万円だった場合、


家賃から運営経費などを除いた

物件の純収入は130万円ということになります。


返済額より30万円多い収入があるから安心

ということです。


これは、

ひとそれぞれ投資の目標が違いますので

正解の数字はありません。


自分の投資に対する目安として

設定しておくと良いと思います。


そうすることによって、

どの融資を選んだら良いか判断できるようになります。


例えば、

DCR1.3以上を投資の目標とした場合で

家賃から運営経費などを除いた

物件の純収入が200万円だった場合


借入金の年間支払額は

153万円以内で収まる融資を選択する必要があります。

 

200万円÷1.3=年間支払限度額(153万円)

 

融資は、

借入可能金額、

金利、期間の他に、


今回お知らせした

負債回収比率(DCR)や

年間支払限度額も確認して判断しましょう。




不動産賃貸経営の現状分析や収益改善は

CPM®(米国公認不動産経営管理士)

資格保有者への相談をお勧めします。


収益の最大化を目標とした対策をご提案し

お客様と一緒になって解決をしていきます。


=おわり=

 

※本Blogに掲載した内容は、当社ウェブサイト内

「賃貸不動産経営コラム」

一覧表として掲載しています。

よろしければ、そちらもご覧ください。


得意エリアは佐鳴台2km圏内

CPM®の視点で不動産コンサルティング



静岡県知事(5)第11221号
不動産コンサルティング・管理・仲介
有限会社 丸浜不動産
浜松市中区佐鳴台3-35-7
TEL:053-447-8817
CPM®(米国公認不動産経営管理士)
高山幸也(タカヤマ ユキヤ)

Twitter @maruhama2103
LINE ID @938shkry