住宅の空き家率は、9.3%
5年毎に公表される総務省による 『住宅・土地統計調査』。
前回とどのような変化があるか?とても気になりますが、その前に、前回データのおさらいをしておきましょう。
- 浜松市内の住宅戸数 → 32万5310戸
- 浜松市内の空き家戸数 → 3万290戸
住宅の空き家率は 、9.3%という結果でした。
(総務省による2008年 『住宅・土地統計調査』 より抜粋したデータ)
空き家の戸数は圧倒的に中区が多いです
浜松市内の区別空き家率
天竜区が突出しているのが分かりますね。では、もうちょっと詳しく、浜松市内の区別空き家の戸数を住宅の用途別にみてみましょう。
浜松市内の区別空き家戸数(住宅用途別)
同じ空き家でも、各区ごとに状況が異なるようすです。中区、東区、南区は賃貸用の空き家が多いですが、天竜区はその他が多いですね。
ちなみに、上記グラフの『その他』は、主に居住者の転居などにより、空き家となってしまった住宅です。こちらの解消には行政による対策も必要となりそうです。
賃貸用の空き家に関しては、これだけの空き家戸数がありますので、新たに建物を建てる(新築)をご検討の場合は、じっくりと検討することが大切です。
また、現在ある建物については、「他にないもの」・「特徴のあるもの」がキーワードになりそうです。工夫した空室対策を考える事が必要で、老朽化した賃貸用住宅をリノベーションするという選択肢もありますね。
【注意】すべての建物がリノベーション工事に適しているという訳ではありませんのでご注意ください。
※丸浜不動産では、リノベーションのご相談を承っております。実例をご紹介しながらのご説明もできますので、戸建住宅をお持ちの方は、是非ご相談ください。
最後に、各データを数字で記載しておきます