今回は、3つのポイントのうちの3番目
「入居ニーズをおさえてあるか」を見ていきます。
【検討事例の条件】
・賃貸マンション(鉄筋コンクリート造)
・築25年
・現状の家賃相場は6万円
・12戸中3戸空室
・空室の3戸をリノベーション
・リノベーション後の家賃は7.5万円
・リノベーション費用は1戸あたり100万円
【検討する3つのポイント】
① リノベーションの投資利回り
② 費用を借入した場合の安全性の確認
③ 入居ニーズをおさえてあるか
3.入居ニーズをおさえてあるか
これにつきましては、基本的な考え方として
中途半端な工事では
入居ニーズを掴めないと思ってください。
予算の都合もありますが、
中途半端な工事をよく見かけます。
空室物件が多い今の時代では、
室内はキレイに仕上がっていないと
検討物件リストから外れてしまいます。
工事をするなら
欠点を失くして完璧な部屋を追求しましょう。
入居者が
賃貸住宅に求める設備リストなどは
イネンターネットで探せますので、
参考にしてください。
毎年のアンケート結果を公表している
出版社もあります。
また、
原状回復工事以外で必要となる工事
たとえば、
壁天井のクロスや床(重ね張り可)
などの工事は積極的に行う必要があります。
そのうえで、
リノベーションの目玉となる工事を選択しましょう。
今回ご紹介した
3つのポイントを気にしながら、
リノベーション工事の
検討と計画を行うと
成功する確率が上がると思います。
=おわり=
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