多くの投資家の方は、
いくら自己資金を入れたら、
いくらのキャシュフローがあるか?
といった、
最初(初年度)の
キャシュフローばかりを注目しています。
将来の物件価格が
どうなるのか?
とか、
保有期間中に
大規模な修繕が必要となることを
みていないと、
将来売るに売れないとか、
修繕費用がないなど、
困った事態になってしまいます。
そうならない為にも、
不動産投資を検討するときは、
時系列で考える必要があります。
当たり前ですが、
お金が入ってくれば
+(プラス)
出ていけば
-(マイナス)
一般的に投資を行うときは、
自己資金を使います。
ということは、
最初(0年度)の収支は
自己資金分が
マイナスとなります。
そして、
保有期間中に
キャッシュフローが
いくらかあって、
何年か保有した後に
売却して手元にお金が残る。
これが、
不動産投資の
基本的な考え方だと思ってください。
最初に投資したお金が
返ってこないと
投資とは言えません。
保有期間(全期間)と
売却して出口とった時の
キャッシュフローの合計が、
最初に投資した
自己資金以上でなければいけない
という事になります。
上の図で言いますと、
最低でも、
0年度分の
マイナス(自己資金分)を、
その後の収益(1~n)で
回収できていないといけません。
今の価値のことを、
正味現在価値
(NPV)といって、
投資によって
どれだけの利益が得られるかの
指標になります。
NPV=0になる
つまり「投資した金額」と
「投資のトータル」が
イコールになるのは何%?
という割引率のことを
内部収益率(IRR)と言います。
投資の全体を見るには、
IRRを意識すると、
より良い判断が出来るようになります。
不動産の投資分析の要素は3つ
1.最初に出すお金
2.投資しているときに入ってくるお金
3.売却したときに入ってくるお金
これを意識しましょう。
=おわり=
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