相続税の節税を考えるときは、
相続税の「金額」が注目されます。
相続税の「金額」が少なくなれば、
節税になったと感じるからです。
間違った部分があります。
なぜなら、資産が減ったから
相続税の「金額」が少なくなった。
このようなケースがあるからです。
相続税対策のセミナーで、
「相続税を安くしたいなら、
資産を減らしましょう!」
などと教わったことありませんか?
「節税のための財産減らし」
などと呼ばれています。
確かに、
相続税を減らしたいのであれば、
資産を減らせばいい。
でも、これは不動産オーナー様が描く
理想の姿では無いと思います。
「資産が減った結果、相続税が減った」
という現象は、当たり前、当然ですよね。
これは、節税って呼べないと思います。
私が思う「節税」は、
資産はなるべくそのままで、
相続税を減らすことだと思っています。
欲を言うと、
資産が増えていることが良いですけどね。
資産から相続税を差し引いた、
相続後の資産に注目をして、
手残りの資産が減っている
「間違った節税」なら×
本来の自分の理想に近づくために、
このような感覚を持って、
相続対策に取組みましょう。
地主・家主様の相談窓口として
不動産セカンドオピニオンサービスを行っています。
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