基準地価が公表されました。
年4回公表される土地の公的な価格の一つで
土地収用の際の価格とか
土地取引の価格の算定基準になっています。
尊敬する先輩が
ご自身がお住いの地域の動きを
確認されていたので、
自分も浜松市内を確認してみました。
浜松市内の住宅地は・・・
中区 23地点
東区 9地点
西区 11地点
南区 11地点
北区 7地点
浜北区 6地点
天竜区 8地点
浜松市内の
住宅地の合計は75地点
このうち、
前年比変動率が
マイナスとなった地点は
69地点
全体の92%が下落ということになります。
全国的にも
下落傾向なので、納得感はありますが
気になるのは、
この状況下でも
下落しなかった
6地点はどこなのか?
蜆塚3丁目 0.0
佐鳴台6丁目 0.8
山手町 0.0
城北2丁目 0.0
上島2丁目 0.0
東伊場2丁目 0.0
※数字は、前年比変動率
下落しなかったという事なので、
前年と変化なし(0.0)も含まれますが、
佐鳴台6丁目以外は
全て変動なしという結果。
浜松市内の基準地価のうち
住宅地で上がったのは
1ヵ所のみ
という結果でした。
公表されたデータから
細かく絞ってみていくことによって
分かってくることもあります。
今回下落しなかった6地点は
隣接している所もあり
土地の価値が下がりにくい
地域はどの辺りなのかが
再確認できました。
不動産業者の肌感覚って
とても大事だと思いますが、
その肌感覚に裏付けされる
数字(データ)があると
お客様も安心されると思います。
【公的土地価格の公表スケジュール】
3月下旬 公示地価
4月ごろ 固定資産税評価額
7月上旬 路線価
9月下旬 基準地価
※固定資産税評価額は3年ごとに評価替えを実施
次回評価替えは2021年(令和3年)
得意エリアは佐鳴台2km圏内
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